エアコンの風向きは上or下?効率よく部屋を冷やすコツを解説!
夏場の猛暑を乗り切るためにはエアコンを適切に使用することが重要となりますが、効率よく部屋を冷やすには風向きに注意を払わなければなりません。
空気は、暖かくなるほど膨張して密度が小さくなり、他の空気よりも軽くなって上昇するという性質があります。
そのため、冷房をつける際の風向きは上向きが正解です。
エアコンの風向きを下向きにしてしまうと、部屋の上部は十分に冷えずに足元ばかりが冷たくなってしまいます。
しかし、水平よりも上に風を送ると、冷気が自然に対流を起こすようになるため、部屋全体をムラなく冷やすことが可能です。
なお、暑い夏場はエアコンの風を直接浴びたくなりますが、エアコンの風は乾燥しています。
直接体に浴びてしまうと肌荒れや風邪の原因となるので、エアコンをつける際は風に直接当たらないように注意しましょう。
また、エアコンを使う際は風量も意識することが大切です。
風向きを上向きにしたとしても、風量が弱いと室内をくまなく冷やすことはできません。
風量を強くすることで電気代の上昇を気にする方も多いかと思いますが、冷房は設定温度を下げるよりも風量を強くした方が消費電力が抑えられます。
加えて、部屋全体が冷えることで、エアコンが部屋の温度を誤認して必要以上の風を送ることも防げるので、さらなる節電につながります。