クーラーが汗臭い!トラブルが起こった時の原因と対処方法とは
クーラーが汗臭いと感じる時の原因は、フィルターにカビが発生したり空気中の臭いを吸い込んでしまっている可能性があります。
クーラーは熱交換装置によって冷気を発生させるプロセスで熱や湿気が発生しますが、通常は室外機から屋外へ放出されるとはいえ、内部に残ってしまう場合があります。
この熱と湿気がカビにとって繁殖しやすい環境となり、内部に広がってしまうのは良くあることです。
クーラーは室内の空気を吸気して熱交換機へと送りますが、ここで空気中に存在する汗の粒子が入り込むことがあります。
人間は汗が蒸発することで気化熱が発生して皮膚の表面から熱を奪うことで体温調整を行いますが、気化した汗が粒子となり漂っているのをクーラーが吸気することがあり、これが汗臭い状態になる根本の原因です。
対処法の中でも最も簡単に行えるのが窓を開けて10分程度換気をしてからクーラーを運転させる方法で、汗やカビを含まないクリーンな外気を吸引させることで内部の湿気を取り除き、乾燥した状態で臭い成分を追い出すことができます。
それでも解消できなかった場合にはカビや臭いの原因を防止するスプレーをフィルターにかけたり、専門業者に依頼して徹底的なクリーニングをするのもおすすめです。